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ツアーが苦手気味なオタク女が効率が悪いながらも個人旅行してきたりツアーで行ってみちゃったりした話。聖地巡礼と乗馬の話も。

【ロシア】ユーリ聖地巡礼の旅24(跳ね橋ナイトクルーズ)

サンクトペテルブルクの深夜のショー(?)跳ね橋が上がるのを見に行くナイトクルーズにも参加してきました。

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ネヴァ川にかかる跳ね橋は何か所か深夜に上がるようなのですが、観光のメインはエルミタージュ美術館近くの宮殿橋(ドヴォルツォヴィ・モスト)のようです。(上の写真)
昼間この橋を渡っていないので昼の写真がありません。そういえば渡ってないなーとこの記事を書いてて気づきました。

空港からホテルまで送ってくれたドライバーさんに、8月中旬に跳ね橋が上がるのは深夜の1時頃だよと教えてもらいました。

「歩いていける?」と聞いたら「歩いては無理だよ、ホテルにタクシーを呼んでもらったほうがいいよ」とアドバイスをされたのですが、さて、タクシーでその場に行ったとして、跳ね橋が上がるのを見る間タクシーは待っててくれるのか?普通そこで終わりだよね、何時間か貸し切りとかにしないと無理だよね、どうしたものか???と、悩んでいたのです。

8月16日の深夜に行こうかなーと思っていて、カチューシャで食事を終えて21:30頃ホテルに戻ってきてから、「ほかの人は跳ね橋をどうやって見に行ってるんだろう」と検索してみたら、答えはナイトクルーズでした。

思いましたね、「こんな簡単なこと、なんでもっと早く検索しなかったの!?」と(笑)


検索して最初に出てくる現地ツアー予約サイトみたいなところにあったのは、所要2時間くらいで船上でドリンクなんかも飲みながら優雅にクルーズしつつ跳ね橋を見るツアーで、海軍省近くの船着き場から出るものでした。
当日予約はすでに埋まっていて無理でした。

そこのクルーズが一番充実してていいのかもしれません。

ネヴァ川には支流が何本かあり、ネフスキー通りから見える範囲でいくつも船着き場があって、それぞれでクルーズを昼間から行っているようでした。

そこからもナイトクルーズは発着しているようです。(ペトロパブロフスク要塞にも船着き場はありました)

私はその時は、カザン大聖堂の向かい、ギオルギースポット(血の上の救世主教会が見える橋)からすぐの船着き場しか思い出せず、22:30頃そこへ行き「跳ね橋ツアーやってる?」と尋ねたら、受付台の端に置いてあったポップを指さされました。

1000ルーブルで深夜0時に乗船開始、0:30~クルーズ、約1時間半というものでした。

ついでに「一切値引きはしません」という注意書きもありました(笑)

その場でチケットを買って、時間までどうしよーと通りをうろうろ。

血の上の救世主教会のライトアップを見に行って、その近くにあった売店で水を購入(高かった)。

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レジ待ちをしていたら「コニチハ」と女性の声。

「ん?」と思ってみたら、女性がニコニコしながらあちらのほうでまた「コニチハ」。

私も「こんにちは」と返してみました。

女性と一緒にいた男性が何語かで私に何か言ってきて、女性にも何か言っていて。たぶんほかの国の言葉で挨拶されつつ、女性には「何人じゃないの?」といったんじゃないかと思います。女性は「違うわよ、日本人よ」とロシア語でイポーンとか聞こえたので、想像の会話です(笑)

水のお金を払っていたらレジの裏に彼女がいて「アリガトー」と片言で、私もオウム返しで「ありがとう」と、それだけの交流でしたが、何かうれしくなるものがありました。

2時間近く時間があったのになぜホテルに戻らなかったかというと、私の泊まっていたホテルは夜になるとエントランスにカギをかけて、ゲストは呼び鈴を鳴らしてスタッフを呼び出して中に入れてもらうようになっているのです。跳ね橋見に行くから帰るの遅くなりますってスタッフの女性に行って出てきて、スタッフさんもにこやかに了承してくれたのですが、なんとなくその前にまた入れてもらって出る時にカギをかけてもらうのが申し訳なくてホテルに戻れなかったのです(苦笑)

船着き場。

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0時の乗船開始と同時に乗り込んで、チケットを買ったときに見たポップの写真の感じからして最後列が一番見やすい気がすると思って最後列をゲット。

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ダウンを着て、貸してくれる毛布にくるまって、30分寝てました(笑)

私はチケット購入時点では5番目の客だったのですが、出発時間までには満席になっていました。

出発!


細い支流を進みます。最初に
血の上の救世主教会の横を通ります。

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その先を右に曲がってフォンタンカ川まで出てからネヴァ川に行ったと思います。

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日本の旗が立っている建物がありました、サンクトペテルブルクの日本領事館でしょうか。

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ネヴァ川に出ます。まずは、ネヴァ川をクルーズ。

ペトロパブロフスク要塞です。

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イサーク大聖堂も過ぎて、ブラゴヴェシェンスキー・モストくらいまでは行ったと思います。
トロイツキー橋。

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イサーク大聖堂。

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海軍省。岸からもたくさんの人が跳ね橋を見ています。

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エルミタージュ美術館

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たくさんのボートも出ています。

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ダンスミュージックを大音量でかけて、船上でみんなが踊りまくっている船もありました!


そのあと宮殿橋まで戻ってきて、宮殿橋をくぐったところでボートはストップ。

最後列から振り返るとそこに宮殿橋。

動画を撮ってきました!


ここで、跳ね橋が元に戻るまで見るのかしら~と思っていたら、そこそこ上がりきったところで、ボートは全速力で進みだします。

「え??」と思っていたら、隣の橋、トロイツキー・モストの跳ね橋が上がるのを見せるために大急ぎでそっちに移動しているようでした。
トロイツキー橋あたりの動画も撮りました。

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トロイツキー・モストではボートは少しゆっくりになりましたが、すぐにまた全速力で進みだします。
周りのボートもそんな感じです。
もう、ボートレース状態だな!!と思うくらいでした。

わかりますでしょうか、このボートレース感。

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貸し切りと思われる小型のモーターボートが自身も他のボートをひっくり返すんじゃないかっていうくらい大波を立てて猛烈なスピードで通って行ったりしました。

「貸し切りか・・・ヴィクトルかなあ・・・でもあんな乱暴な運転は、勝生さんが乗ってるならさせないよね、二つのLを見つける前のヴィクトルが友達と遊んでる感じよね」とか妄想は止まりません(笑)


帰りも同じルートで支流を戻っていきます。

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地図をよく見ると、夏の庭園の横を通り(森沿いを進んでるなー、川沿いに歩道あるけどこんなとこ夜通るのめっちゃ怖そうだなーと思いながら見ていた森が夏の庭園でした(笑))、ミハイロフスキー城の前を通り、また血の上の救世主教会の横を通って船着き場へ。

ミハイロフスキー城。

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昼間この橋渡ったなーと思いつつ。

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下船。向こうにカザン大聖堂が見えます。

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戻っている最中もずっと、船を降りてからどうしようと乗る前から考えていた考えがまとまりません。

船着き場からホテルまでは徒歩5分程度ですが、深夜2時近いです。歩いて帰っていいものかどうか・・・。

結局
、歩いて帰りました。

ネフスキー通りの街灯がめっちゃ明るいこと、そして跳ね橋を見に行っていたんじゃないかという人たちが川のほうからたくさん歩いてくるのです。

私は逆行することにはなりますが、人がいっぱいいるので、いける!と急ぎ足で帰ってしまいました。

Uberでタクシーを呼んでいたとしたら、車を待っているであろう時間内にホテルまで着きました。

それをおススメはできませんが、私は怖い目にあうこともなく帰れましたっていう話です。

跳ね橋ですが、岸を見たら、そこで見ている人たちが鈴なりでした。たくさんいました。
タクシーで行って、降りて岸で見てても、その日は大丈夫そうだったなと思いました。
どこか一つの橋の跳ね橋が上がって降りるところしか見れないですが、でもゆっくり一つの橋を見るのもよかったよね~と。

某愛すべき世界王者はトロントのホームリンクでスケートをしていても観光を全くしていないそうだと読みました。
勝生さんも放っておいたらそんな感じですよね。

きっとデトロイトではピチットくんが何回かに一度は連れ出すことに成功してくれたと信じていますし、サンクトペテルブルクではヴィクトルがあちこち連れ出してくれると信じているので、きっと勝生さんも跳ね橋をヴィクトルと見に行ったに違いないと信じています~!

そして、サンクトペテルブルクは昼も夜も美しい街です。
ボートが揺れてていい写真が少ないのが残念です。

ナイトクルーズもぜひ体験されてください。

 

 

 

 

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