【イギリス】フレブラツアー2010・2013 act.4.3~バックランドアヴィ編おまけ2~
イギリスで優しくされたことの第3弾
2013年にバックランドアヴィへ行ったときのお話です。
イェルバートンのバス停で大失敗
プリマス市内からイェルバートンへは、路線がいくつかあると思われ、1時間に何本かは出ているようなのですが、イェルバートンからバックランドアヴィへのバスが1~2時間に1本しかないのが少し不便です。
基本1時間に1本なのですが、2時間空いている時間が1日に2回はありました。
2013年に行った際に他の観光予定も組み込んでスケジュールを考えると、イェルバートンに着くのがどうしても2時間空くタイミングにぶつかってしまって、時間がもったいないからイェルバートンまでとにかく行ってしまい、そこから先はタクシーで行こうかなって考えてホテルのスタッフに相談してみたのですが、たまたまそのスタッフがイェルバートンに住んでて、「あそこには何もないわ!時間をつぶすならプリマスのほうがいいわ」と、タクシーもいないと教えられました。
ですので、インヴィィクタホテルまで行って、その前の道からカイトたちが通ったであろう道を通ってホーの丘へ行ったり、街中をぶらっとしたりしました。
そうするとあっという間にバスの時間になって
2010年の時に乗ったバス停(セントラルバスステーション)まで行ってみたところ、今回はバス停が違う!!!
ロイヤルパレード通りにあるバス停が並んだところからの発着だったようで、大慌てでダッシュしてバス停へ。
途中で不安になって、道でであった人に「あの通りはロイヤルパレード通りですか!?」と聞いてしまったり。
なんとか、無事バスには乗れて、一路イェルバートンへ。
通った道は、路線が違うので多少コースが違ったこともあり完全に見覚えがあるものではなかったのですが、イェルバートンまでついたら見慣れた景色。
「前にきたときは、少し時間があってバスがドアを開けたまま停まっていたから、近くの売店へ行ってサンドイッチを買って「噂通りまずいのかな?」と思って食べたら、空腹もあってか(乗馬行って飲まず食わずだった)スーーーっごくおいしかったな」という記憶があり、懐かしがっていました。
この時点ではのんびりと…。
前の記事に書いた通り、バックランドアヴィ方面へのバスは55番バスで、イェルバートンバス停を起点に周回してるようなバスだと思います。
以前はここで一度エンジン切ってお客さんを待っていたのです。
だから、2013年もそのつもりで10分くらいはここで停まっているはずだと、 小型のミニバスで、そういうバスが来ると、55番という番号をチェックしていたはずだったのです。
どこかで気が緩んでいました…。
ふと、バス停の裏側にあるラウンドアバウトを「55」というバスが走ってるのが見えました。
「あれ~?55のバスだ、どこからどこにいくんだろう???」
と、不思議に思いながら見てて。
それから10分してもバスがこない。
おかしいなぁ、時刻表の時間はとっくにすぎてるし、英国は噂に聞くほど交通機関が遅れることってほとんどないのに、おかしいなぁ…。(むしろ私が経験した中では遅れている電車・バスは全然なかったです)
さっきの55番……うーん……。
そても不安になってきて、私がイェルバートンについた時からベンチに座ってるおばあさんたちに尋ねてみました。
すると「そのうち来るわよ」みたいな回答で。
おかしいなぁって思いつつもそのまま待ってみました。
さらに時間が過ぎてオロオロしていたら、さっき聞いたおばあさんが今度は「55はもう行ったわよ」と。
えええ!?????
それと前後して、バックパッカーみたいなおじいさんがバス停にいて、その人に「どこ行くの?」と聞いてみたりしていました。
旅行者だからもしかしたら行先がバックランドアヴィかもって期待して仲間を増やしたかったのです(笑)
違ったんですが。
その人も巻き込んで、55のバスはどうなったとワタワタしていたら、どうも行ってしまったらしい。
待っていたバスまではお昼から連続で1時間に1本バスがあったんだけど、このあとは2時間後。
待っていたらアヴィが閉まる。
どうしようどうしよう(滝汗)
「歩いて行ける?」
「無理よ」
そんな会話をしていたら、バックパッカーのおじいさんは「プリマスに帰りなさい」と何度も諭してきて
違うおばあさんも話に加わってきて、明日はこれないのかとかいろいろ聞いてくれる…。
で、明日これるかどうか、ポツネンと立ちながらスケジュールを考えるワタシ。
考えていたら………。
人を見た目で判断してはいけけない
ちょっと怖そうな、革ジャン来て、顔にピアスし、スキンヘッドのバイカーのカップルの男性が声をかけてきました。
ビビりました(笑)
しかし、見た目で勝手にビビってる私の相談に乗ってくれて、売店が並んでいる中にあるガソリンスタンドへ、タクシーが呼べるか聞きに行ってくれたのです。
そしてタクシーカードをもらってきてくれて。
私がお礼を言いつつ「電話したいけれと、でも、英語がうまくない…」って言ったら、電話を代わってくれた!!!!
で、タクシー会社と話をしてくれて、バス停までタクシー呼んでくれた!!!!
ありがとうございますーーーーーーー!!!!!!!!!
タクシー4ポンド、行けるなら安い安い、惜しくないですー。
バイカーカップルはアイスを食べ終わったところで「僕たちは今からダートモールへ行くんだ、じゃあね」とその場を離れる宣言をしたんだけど、少し離れたところに停めたバイクのところから、こっちを見守っていてくれる。
もし、タクシーが来なかったらと、ちょっと不安が残っていたワタシにはとても心強い。
しばしドキドキの時間をすごしましたが、無事タクシーがやってきて、ほーーーっとしました。
そしたらバイカーの男性が戻ってきて、タクシーの運転手に少し話をしてくれて(何を話してくれていたのかがわからず…)
タクシーの中で手を振ってお別れしたのだが、そうだ、恩人カップルの写真撮らせてもらえばよかった・・・、がっくり。
そんなこんなで、アヴィへ。
時間も少し遅れたので、最終バスにあわせて慌ただしく見学するよりは、このタクシーに迎えもお願いして、アヴィ閉館時間まで見学しようと思ってお願いするとOKとのことで、帰りの足も確保。
あとは、アヴィを満喫するだけだ!!!
見学後は上のお土産物屋さんで、物色。
ナショナルトラスト、バッグとかいろいろと商品増やしてました。
なんか、なんでもほしくなってしまうよー。
バックランドアヴィのマグカップができていたので、購入。
あと、クッキーとか、
アヴィのボランティアスタッフによる、チューダー時代の洋服再現の本を買いました。
前は、チューダー時代の料理のレシピ本を買いました。
全然活用してないです…。せっかくなら再現料理でも作ってみると面白いですよね…。
ショップを出て、出口に向かい、タクシーのお迎えを待つ。
なかなか来ないので、ちょっと不安になっちゃっいました(笑)
ちゃんときてくれたので大丈夫だったのですが!
イェルバートンのバス停で帰りのバスを待つ。
これまた、なんか遅れていたのか(さっきは遅れないと書きましたけど、やっぱり遅れることもありましたね)
バス停で同じく待っていたパンキッシュな女の子が私に「プリマス行はまだあるよね?」みたいなことを質問してきました。
「私も待ってるのよ、大丈夫」って感じの会話をしたような気がします。
そんな感じで2013年バックランドアヴィへのドタバタ旅で沢山の優しさをいただいたお話でした!
お読みいただいて、ありがとうございました。
次はプリマス周辺での食事、を書く、予定です!