【イギリス】フレブラツアー2010・2013 act.2
フレブラツアーに書こうと思っているのに話題の寄り道が激しくて先に進んでいませんですね。
act.2です。
ひとつ前のブログで、ペンザンスに到着しました。
その日の予定は
セントマイケルズマウント~ランズエンド
でした。
フレブラ的にはランズエンドだけなのですが、つい欲張りなのでいろいろ話したくなってしまします。
フレブラツアーと銘打ったら寄り道はしないほうがいいのでしょうか…?
テーマは絞ったほうがいい…のか…。
ランズエンド
※フレブラネタバレ含みます。
フレブラ小説1巻の冒頭で、カイトと和也がここへ行ってます。
ペンザンス駅前のバス停から、Firstバス1か1A、Westerngreyhound(ウェスタングレイハウンド)バス501系統か504系統で行けます。
http://www.westerngreyhound.com/
約1時間かけて、ほそーーい道路をバスは走ります。
すれ違うのが大変そうで、すごい怖かったですね。
イギリスのバスは、日本でポピュラーな1階建てバスと、ダブルデッカーのような2階建てのバスと、ダブルデッカーの屋根を取っ払ってしまった、2階がオープンエアになったバスの3種類がよく走っています。
FirstGroupのバスは、2階建てが多いようで、セントマイケルズマウントの往復は普通の2階建てで、ランズエンドに行くときはオープンエアの2階建でした。
残念なことにまたチケットの買い方を失敗して損してしまいました。
イギリスは、電車もバスも、その日に同じ場所まで帰るのなら往復チケットを買うと、片道よりかなりお得になるのです。
前にイギリスに行ったときに、それはロンドンだけのことだと思ってたので、プリマスのバスの運転手に「シングルか?なんとかか??」と聞かれて、1人か複数かと聞かれているのだと思って「シングルだ!」と答えてしまって損をしてしまったことがあります。
セントマイケルズマウントに行くときには「今回は間違えないわよ♪」と往復バスチケットを買ったのですが、ランズエンドへの行き方帰り方を検討していたら、行きはFirstGroupのバス、帰りはウェスタングレイハウンドのバスがいいということになって、会社が違うから往復チケットが買えなかったのです。
そしたらエリア1日券みたいのを薦められて・・・・最初からこれを買っておけばよかったのに・・・とガッカリしてしまいました。
それはさておき、バスはランズエンドへひた走ります。
外国人ってみんな2階に行くので、つい私も2階に座ったのですが、寒いし風強いしで、ここでも風邪をひきそうでした。
でも、きっとカイトと和也も2階に乗ったんじゃないかな。
ほら、前の二人がまるでカイトと和也です!
狭い2人がけの座席に男の子が二人肩を並べて座ったに違いありません!!!
(この写真、もしオープンなブログにこのまま掲載したらアウトでしょうか?後姿だからいいかなーと思っているのですが)
イギリスのこういう景色が好きです。
風がかなり強くて、寒くて、そして写真撮るのに必死になった瞬間、持っていたリーフレットみたいのが風で飛んでしまって、たまたま同じバスの人の足元に張り付いたのでよかったのですが、じゃなかったら畑を汚してしまうところでした。
1時間走って、ランズエンドにつきました~。
ええ~~~???
ホントに????
うわさには読んでいましたが、今までのイギリスの自然を愛する感じからはちょっと遠い(笑)
カイトの「なーんもねえな」というセリフから想像していたものよりも俗っぽい施設がたくさん(笑)
私がついたときは17時ころだったので、閉まっていました。
カイトたちはおそらくですが早朝ロンドン出発して、13~14時くらいにここにきて、15時ころのバスでペンザンスへ戻り、16時電車に乗ってプリマスへ、
そして、18時にプリマス着、19時ころにチェックインして、ホーの丘へ行ったのではないのでしょうか??
しかしなのですが、夏のイギリスにあわせて17日間くらいいて思うのは、夏の雨は夕方16時ころに一番降りやすい気がしたので、もう少し早く移動しているかも?
でも、朝ロンドンから電車に乗って5~6時間かけてペンザンスへ行くとするでしょ、そうするとペンザンスにつくのが早くて13時くらいになるかなーと思うのです。
ホントは16時くらいにペンザンス着だと思いたいのは、路線によって多少の時間のずれはあるのですが、だいたい9:30頃の電車から「オフピーク」というのになります。朝の通勤時間帯のピークかオフピークかで電車の運賃がかなり変わってきますので、カイトたちは安いオフピークの時間帯の列車に乗ったのではないかなーと予想するのでした。もしくは、若い二人なので、私と同じように夜行列車で行ったのかもしれませんが・・・。
とりあえず、名物のこの標識で記念写真。
カイトたちも撮ってました。
でも、ちょいちょい位置が変わるみたいです、写真見本みたいのが近くの小屋にあったのですが、微妙に位置が違っていました。
(下の写真は別のところにあったランズエンドの歴史紹介パネルです)
ので、カイトたちが行った時とは違うんだろうなと思いつつ。
写真を撮ったら寒くて、そうそうにホテルの中のレストランでティーブレイク、エアメイル書いてました。もっと厚着すべきでした。
ホントはヒースの中のフットパス(イギリス人は歩くのが大好き。パブリックフットパスという遊歩道が各地にたくさんあります)を歩いてみるつもりだったのですが、寒くて寒くて寒くて寒くて・・・。
同じバスで来たらしい一団の中に、日本人の女の子2人がいました。
私よりも早い時間の違うバスで行ってしまったようなのですが、こんな地の果てまでくる日本人の女の子・・・・・・・もしや、フレブラファンでは・・・?????と気になって仕方なかったです!!!!!!(笑)
夕日が見たかったけど、まだまだ日が高かった。
19:45のバスでペンザンスへ。
バス停へ向かう途中、ウサさんと遭遇!!!!!
うひゃああああああ、ウサさんやあああああああ!!!!と心の中で悲鳴(笑)
ロンドンの街中のちょっとした小さな公園でもリスが生息してるイギリスでは、野生のウサさんもいるんだなぁ。
バスに揺られ・・・・・・。
しばらく乗り物に乗って寝れないことが続いていたのですが、2012年に行ったチュニジア旅行の4日目くらいから、また乗り物で寝れるようになった私は「一人旅で危ないだろ?」と警告する私もいるにも関わらずバスで爆睡・・・。
薄暗くなってきたペンザンスへ到着
ランズエンドへの行き方を調べたりする際に旅レポを見ると、評価が低めなのですが、そのわけは行ってみるとわかりました(俗っぽい)。
イギリスの主な観光地や遺跡などっていうのは上記のナショナルトラストか、イングリッシュヘリテイジっていう団体が買い取って管理しています。
だから湖水地方とかもあの美しい景色と伝統が守られているそうです。
しかし、ランズエンドはその手が入る前に民営化されてしまったので、雰囲気は壊れてしまったようです。
でも、日本人の感覚からするとこれが普通かなって思いました。
東尋坊みたいな感じと思いました。
ただ、ナショナルトラストなんかはある意味お役所仕事みたいな感じで、17時になったら閉めてしまうのですが、ランズエンドは岬の最先端あたりにホテルが1件あって、おかげでペンザンスへ戻るためのバスまで時間が空いてしまっても眺めのいいレストランで食事しながら時間がつぶせてよかったです。おかげでランズエンドに行けたという感じです
(最初心配しました、西にあるから夕日を見ようと思っていたのだけど、考えてみたらイギリスのすべての施設は閉まるのが早いから、行っても入ることができず見れませんでしたってことになるのではないだろうかと・・・)
次は、2.5として、そのほかのペンザンス周辺についてかけたらいいなと思っています。