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ツアーが苦手気味なオタク女が効率が悪いながらも個人旅行してきたりツアーで行ってみちゃったりした話。聖地巡礼と乗馬の話も。

イギリス乗馬の旅プリマス・ダートムーア周辺編act.2

actとかつけておきながら、ひとまず2で終わりです(笑)

 

2013年は、もっとダートムーアらしいところで乗馬がしたいと思って探しました。

以前より観光客向けのサイトが充実していたのでとても助かりました。

https://www.tripadvisor.co.uk/Attractions-g186252-Activities-c61-t62-Dartmoor_National_Park_Devon_England.html

こことか。

 

ダートムーアの中は国立公園になっているので、大き目な道路が1本横断して、あとは小道

 

鉄道系はない

でも、運転免許は持っていても日本でですらあまり運転しないワタシが・・・海外で運転とか・・・しちゃやばいと思うわけです。

 

ダートムーアで乗馬と、人の優しさをまた受けてしまって、優しくない自分がテンパった話

【Tor Royal Stables】

  

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http://www.dartmoorhorseriding.co.uk/dartmooor-horse-riding/horse-riding-holidays/

 

Tor Royal Stables に決めて、とても楽しかったのですが、今検索するとTor Royal というカントリーハウスのB&B宿泊客のみの乗馬提供になっているようです。

トリップアドバイザーでは2014年以降レビューがないですし、Tor Royal の日本語案内にそのように書かれておりました。

残念です。

 

つたない英文での問い合わせにも1両日中には返信を送ってくださり、的確に答えをくれたので、予約がスムーズでした。

なので、とてもお勧めしたい乗馬クラブなのですが・・・。

 

 

せっかくなので、どのように行ったのか、特殊例にはなりますが書かせていただきます。

 

まず、2010年にプリマスに行った際に知った「Sunday Rover」というもの。正確な詳細は英訳が不十分で自信がないのですが、デボン州が行っている夏季の日曜日にだけ、普段公共交通機関の走っていないダートムーアの周辺(タヴィストック~エクセター間等)も公共交通機関が運行され、バス会社数社と鉄道会社数社が自由に使える一日乗り放題券(10ポンド)が買えますよ、という感じのものです。

 

ルートは

行き

Plymouth~(Tamar Valley Line)~Gunnislake~(Bus)~Tavistok~(Bus)~Princetown~(徒歩)~Tor Royal Stables

 

帰り

Tor Royal Stables~(徒歩)~Princetown~(Bus)~Exeter~(Rail)~Plymouth

 

の予定でした。

ダートムーアを横断する道路を走るバスは、タヴィストックの側からと、エクセターの側から出ています。

プリンスタウンで乗馬を終えて、エクセターのほうから来たタヴィストック行のバスに乗れるとプリマスへの帰りがとても楽なのですが(その場合イェルバートンで降りると思いますが)、残念ながら時間が合いませんでした。

ので、再びタヴィストックから来るエクセター行のバスに乗って、のんびりとダートムーアの景色を眺めて行くのも面白いかなっと思っていました。

 

TAMAR VALLEY LINE

TAMAR VALLEY LINEは鉄道です。この路線はプリマス~GUNNSLAKEというところまで45分くらいの距離を走るのです

夏の間だけ運行されているようです。

ローマの水道橋のような橋を列車が渡っている写真がすごく魅力的で、とても素晴らしいものに思えて乗りたくてしかたなく(笑)

朝一のTAMAR VALLEY LINEにプリマス駅から乗車

のんびり終点まで車窓を眺めつつ。

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公共のバスでの移動とタヴィストック

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終点でタヴィストック行のバスを待ち、乗ります。

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GUNNSLAKEから、バスで少し行ったところに、鉱山博物館的なものがあって、そこはすごく気になりました

MORWELLHAM QUAYというところです

 

見学時間的には1時間くらいそこを見学することはできたはずなのですが、しかしバスの本数がないため、見学してしまうと、そのあとが続かない

次のところまで歩いて行けるとかならよかったのですが歩けそうもない。

 

10:45にタヴィストック着。

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タヴィストックは小さくてさっぱりとした田舎町。

この近くの農家でサー・フランシス・ドレイクが生まれました。

一応、生家らしいのはあるみたいです。

 

この日の終わりにわかったのですが、このあたりはウォーキングコースとしてドレイクコース初級・中級・上級みたいのがあったみたいです。

 

日曜日だからほとんどお店が開いていません。

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市場みたいのもあったのですが閉まっていて。

ツーリストインフォメーションも閉まっていて。

しかしタヴィストックでは微妙に中途半端に乗り換え時間が余ります。2時間ほど。

フランシス・ドレイク生誕の地なので、生家まで行きたいのですが、歩いていくには少し遠そうな気もします。

 

うろうろ散歩してみたり、寒かったから古着のジャケットを買ってみたりして時間をつぶします。

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案内板を見ていたら、日本語で話しかけられました。

見たら普通にイギリス人でびっくり!

ただ、私の反応すごく薄かったから、向こうも早々に離れて行ったのだけど。

日本人が2人、タヴィストックの学校に通っているといっていました。

後から、なんでその日本人がタヴィストックを選んだのか、それが不思議で、その声かけてきたおニーさんに聞けばよかったなーと。

あと、なんで私が日本人だとわかったのか、それも教えてもらいたかったなーと。

だって、この年はほとんどのところで、中国人と間違えられてきたから・・・日本人だとわかってくれて驚きだったのです。

  

この町で一番驚いたことは、トイレがものすごく神経質に「清潔!!!」推しをしていること。

公衆トイレは汚いだろうなぁって思ってイヤイヤ入ったら、なかなかきれい。

そして、手洗いをものすごく推してる。

くしゃみをしたりした紙や手は、ものすごい有毒で汚らわしいものだって張り紙がしてあって、よく手を洗えと。

 

手洗いも、一切どこにも触れなくていいタイプだし、古そうなのに一体型温風乾燥機付き。

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トイレ汚いのは困るので、すごく助かりましたが、ちょっとびびりました(笑)

 

町の人たちが運動場みたいなところで遊んだりするのを見つつ、キャロットケーキを食べて。

 

キャロットケーキも名前は知っていました、童話大好きなワタシはヨーロッパのそういう本を読みながら、キャロットケーキにも憧れたものです。

 

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12:45、タヴィストックからエクセターへ向かうバスに乗ります。

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5駅目がプリンスタウンです。

 

Fox Tor Cafe前バス停で下車、13:18。青いバスが乗ってきたバスです。

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刑務所があることで有名です。

バスを降りたら徒歩で20分、Tor Royal Stables へ向かいます、1本道なので迷いません。

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時間があるならば、Tor Royal にも泊まって、クリームティとかしたいものです。

 

中に行くけど・・・誰もいない?

 

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えくすきゅーずみー を連発して

スタッフさんに気付いてもらえました!

名乗って、経験を話したり、ヘルメットとブーツのサイズを合わせたり

そしたら、飛び込みかなんかで、家族連れが入ってきました。

 

どうやらそちらのご家族がまったくの未経験者だったみたいでした。

その未経験者さんのお客さんも交え、ダートムーアを走らない外乗を終えて(まったく走らないとそれはそれで物足りないです、もう少し「走りたい!できる!」と主張すべきでしたかね)

たしかにムーアはごろごろ石も転がってるし、上手に走らせる人でないと海岸を爆走みたいにはうまくいかないかもと思って、ちょっと怖いかもって思っていたのですが。

 

いい景色で乗れてよかったです

 

乗馬中は、カメラなんて怒られると思っていたので、この当時は乗馬中に物を持っていくことがありませんでした。(最近はカメラOKのところかどうか聞いて持っていくことが多いです)

景色、撮りたかったです。

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さて、帰りについて「予定でした」とか「思っていました」と過去形なのは、これが過去の話だからというだけではなく、起こらなかった過去だからです。

 

ちなみに、バッグは鍵もかからないようなクラブハウスの1室に置いてきているわけなんですが、

 

クラブの女性が「ここは安全、おいて行って大丈夫」

 

ドキドキしましたけど。

ロッカーとかないのだから、しかたないのです。

実際何も起こりませんでした。

 

支払いはカードにしたいって言ったら、クラブハウスのさらに奥にある、感じのいいお家へ、たぶんそこがB&Bだったのだと思います。

で、そこに行くときに、

 

「バスで来たの?」

「ええ、SUNDAY ROVERを利用してきたの」

「どこに泊まってるの?」

プリマスよ」

プリマスにこれから帰るの?」

「ええ、でも一度エクセターに行かなきゃ、タヴィストック方面に行くバスはもうないの!」

 

と言ったら、オーナーみたいな女性が大いに驚いて、あわてて、走り出しました。

 

なんだろう?と思ってみていたら、

クラブ常連らしいおばさんライダー(馬のライダー)がその日もきてて、馬の世話とかしてて、その人がまだいるか確認していました。

そして、そのおばさんに、おばさんの車で私をイェルバートンのバス停まで一緒に乗せて行ってあげてよ、と交渉してくれたのです、そしておばさんもOKしてくれたのです!!!!

 

この旅では連日優しさをいただいてしまっていて、感動しっぱなしでした。その話はまたいずれ。

 

私の判断基準。

普通だったら乗りませんよ、地元の人の車になんて。

タクシーですら怖いと思うのに。

 

でも、相手が女性だったこと、そして何より、『やっぱり馬が好き』なこと。

馬好きと犬好きに悪い人はいない、ハズ、特に馬好き(not競馬(笑))。

 

ちなみに、エクセターというのは、ダートムーアを突っ切った先にある街で、プリマスから列車で1時間半くらいです。

プリンスタウンから次の最終のエクセター行きのバスに乗ると18:30にエクセターのバス停について、そこからプリマス行きの列車に乗ると、プリマスに20時くらいになる予定でした。

 

おかげさまで、イェルバートン(Yelverton)のバス乗り場まで送っていただくことができて、本当に感謝です。

しかも、ダートムーアらしい、景色のいいところで、車の中から写真撮っていいかって聞いたら、わざわざ車が止まれるスペースのあるところに止めてくれて、降りてとってきていいわよって言ってくれて

 

ありがたや・・・(涙)

 

丘には登れなかったかけど、いい景色が撮影できました

 

ダートムーアも、大きな道路沿いだけじゃなくて、小さな村が点在してるみたいで、「あそこにあるのが歴史ある教会よ」とか教えてくれた

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ただ、車に乗り込んですぐに、黒いブツを取り出して「食べる?」と聞いてくださって、リ・・・リコリスだーーーー!!!どうしよう、ここはありがたくいただいて我慢して食べるべきか、はっきりと断るべきか・・・と瞬間悩んで、Noと言える日本人になってみました。今でもその選択が正しかったのかどうかわかりません(笑)

 

いつか、この前の日にあったことも書きたいと思うのですが、二日連続で、周りかたにすごーーく助けてもらって。

だからプリマス周辺が大好きなのかもしれません。

 

次は、なぜプリマスに行ったのか、その目的の聖地巡礼について、もしくはロンドンで乗馬についてかけたらいいなと。

 

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